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東芝の不適切会計が意図的?

      2015/07/15

東芝の不適切会計問題。最近話題に上がっている企業ニュースの中では、かなり驚きの内容です。
 
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大企業で日本を代表すると言ってもいいブランド、規模である東芝が、まさかの不適切会計問題で揺れるとは。
 
まさか東芝が?・・・同じような感覚の人も多いのではないでしょうか。
 
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外部の第三者委員会の調査によると、不適切な会計処理は意図的であったことが確認できるといいます。
 
社内風土に問題があったとみる向きも。
 
全社的な動きがあったということで、トップである田中久雄社長、および前社長の佐々木則夫氏の関与があった模様です。
 
関与というより、予算達成のため、社長からの圧力があったということが背景にあるようです。
 
その背景が生まれた経緯もニュースにありますが、東芝の元幹部の証言によると、佐々木前社長の時代から事業部への利益に対する要求が強まったとのこと。
 
その経緯は、佐々木前社長と、当時会長だった西田厚聡相談役との社内対立。
 
西田相談役は想定超の利益を上げられない当時の佐々木副会長に対して、社内会議で公然と批判していたようです。
 
そこで佐々木副会長が部下に厳しく当たったという構図。
 
佐々木副会長の後任となった田中久雄社長もその流れを継続したということです。
 
それにしても、どのような事情であれ、“おそまつ”と言える事態ではないでしょうか。
 
利益を上げるため、それは企業として大事なことです。
 
しかし、やってはいけない方法を行ってはいけません。
 
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東芝という大企業のトップに就く人間が、その判別もできないというのは信じがたいことですが、このことが日本の企業の例外中の例外であってほしいものです。
 
実際、社長就任で初めて不適切会計の問題を知ったとしたら。
 
田中久雄社長はもしかしたら、そうであったかもしれません。
 
(おそらく社長になるということは、元々社長側近というポジションにいたと思われますので、その当時から知らないというのは考えにくいことですが)
 
仮に社長就任で初めて問題を知ったとしても、分かった時点でどのような対応をするべきか、そこに一番時間をかけるべきではないでしょうか。
 
もちろん、そうしたのかもしれません。
 
不適切会計を続けるという選択肢はないと思いますが、いくつかシナリオはあったはずです。
しかし、行動はどうだったか。
 
不適切会計を続けてしまった。
 
確かに、撲滅に向けて、公にならない程度に少しずつ修正したということも伝わっています。
 
ですが、少しずつ修正するべきことなのか、という疑問をもっと重大なこととして受け止めるべきではなかったか。
 
悪いことはとにかく速やかに修整する。
 
これは何事においても優先されるべきことです。

 
言うのは簡単だと思うかもしれません。
 
そうです。

言うのは簡単ですが、言うだけではいけません。
行動するのです。
 
良くないことほど、迅速に対応する。
 
物事の大小を問わず、私たちの私生活の中でも同じことが言えますので、改めてわが身を振り返るよい機会になったのかもしれません。

 

 

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