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ギリシャ問題~国民投票の結果~ギリシャはどこへ行くのか?

   

ギリシャの国民投票の結果は大方を予想に反する結果となった模様です。

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今回の国民投票の主旨は、欧州連合(EU)の緊縮策をギリシャが受け入れるか、拒否するかという単純なYES、NOを選択するもの。

EUの厳しい緊縮策を受け入れて財政を立て直したいならYES、一方EUに押し付けられる緊縮策を拒否するならNOと言う。

これは緊縮策の受け入れの是非を国民に問う投票となっていますが、背景にはギリシャがユーロにとどまるか、ユーロから離脱するかという問題に直結すると言われていました。

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その重みはギリシャ国民も重々理解していると、多くの専門家が考えていたため、事前の見方としては、国民投票ではYES派が優勢で、EU緊縮策を受け入れてユーロとどまるとみられていました。

ですが、結果は大方の予想に反しました。

 

緊縮策賛成は38%、反対が61%という結果。

ギリシャ国民の61%がユーロ離脱を容認したという考え方ができるわけです。

 

チプラス現政権は、元々EU緊縮策に反対している政権ですから、この国民投票の結果(EU緊縮に反対)を盾に、再度EUとの交渉テーブルにつくという考えを示しているといいます。

とはいえ、今さら交渉といってもほとんど解決は難しいというのが識者の予想です。

 

チプラス首相は何を根拠に交渉で有利な条件を勝ち取れると考えているのでしょうか。
それとも、自分の姿勢をつらぬく精神だけが今の行動を進めているのでしょうか。

正直、論理的な議論にならない、まるで子供が駄々をこねるような非論理的な思考になっているように感じられてしまいます。

今回のギリシャの問題は、1つの国が実質的なデフォルトに陥るということにとどまらず、ユーロという巨大な経済圏のそもそもの意義、ユーロという通貨の存在意義までも揺らす可能性があります。

ギリシャ自体は経済的にも小さな国で、世界経済に対する直接的な影響は軽微だと言われます。

実際、それだけであれば元々これだけ世界を騒がせることもなく、各国の株式市場にもさほど影響を与えることもないレベルです。

ではなぜ、ここまで話が大きくなって、誰もが騒ぐのか?
どうしてギリシャが危ないと言って世界連鎖的な株式相場の下落につながるのか?

そこには、ギリシャに連鎖する国が現れる危険性や、今の世界経済の枠組み、仕組みの否定につながる可能性があるからということになります。

ギリシャ問題は今に始まったことではなく、沈静化してはまたぶり返す火種でした。

株式市場の関係者も、いっそつぶしてしまえばいいと考える立場の人間も少なからずいるようです。

それはなぜかといえば、ギリシャを救済しても根本的な解決にはならないため、いずれまた問題が起きることを経験として理解しているからです。

つまり、中途半端に救済して、将来また振り回されるよりなら、いっそのこと、将来的に問題が発生しない形で終わってしまえばいいという考えです。

少し乱暴な考えになるかもしれませんが、そう思うだけこれまで迷惑を受けてきたという心情的な面があるのも事実です。

実際に破たんすれば、その時点では大きな影響はあるかもしれませんが、その一回で、以降に振り回されることがなくなら、ということですね。

ギリシャの現政権、チプラス政権は、前政権の不祥事によって台頭した政権であり、そもそも政権能力があったかどうかは定かではありません。

今のEUとの交渉過程や、対外的、対内的なアナウンスを見る限り、政権運営能力はないと感じるのは私だけでしょうか。

今後の日程としては、EUは7日に緊急のユーロ圏首脳会議を開催する方針とのこと。

別に、ドイツのメルケル首相とフランスのオランド大統領が、6日にパリで会談。今後の方策を練るということです。

 

ユーロ離脱なら、国民の生活は今よりもっともっと厳しいものになるという声が優勢です。

ギリシャ問題の今後の行く末はいかに?

 

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