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ギリシャ問題 チプラス首相に務まるのか

   

ギリシャのチプラス首相は、もしかすると事態の深刻さを本当のところで理解しきれていないのではないか?
 
そう思わせる状況と言動。
 
チプラス首相
 
一般的に、「まさか、そこまで馬鹿ではないだろう?」という思いは、時に外れることもあるものです。
 
思い出せるのは、日本が自民党政権から民主党政権に移った数年間。
 
当時の鳩山首相は、アメリカ大統領バラク・オバマに対して、普天間基地問題のことで「トラストミー(私を信じて)」と言ったと伝わっています。
 
『トラストミー』
 
一国の長が同盟国の長に発言した言葉が、結果的に薄っぺらいものだったという評価を受けても仕方のないものです。
 
実力がなければ、背負ってはいけない。
 
それでも背負うというのであれば、それは無責任であると、私は思ってしまうわけです。
 
トラストミー。そのような言葉は軽々しくいう言葉ではありません。
 
 
ギリシャ
 
今のギリシャ首相アレクシス・チプラス氏は果たして言葉を重んじる人物であるのだろうか。
 
これまで最近の言動を知る限り、その答えはNOではないでしょうか。
 
EUに対して緊縮策に応じるそぶりを見せつつ、ギリシャ国内向けには緊縮策反対をあおるような発言をしたと言われています。
 
2枚舌と揶揄する声もありました。
 
そして国民投票でEUの緊縮策にNOの結果(反対が61%)となり、それを後ろ盾にチプラス首相は再度EUと交渉する段階。
 
ただ、そこでEUが「はい、分かりました。ギリシャ国民の民意を考えて緊縮策は無しにしましょう」と言うとでも思っているのでしょうか・・・
 
ギリシャの国民投票で緊縮策NOの結論になったことが、EUとの再交渉の条件として有利に働く好材料だと思いながら交渉テーブルにつくと考えているのか。
 
もちろん、複数の国の思惑も背景にあるでしょう。ギリシャの後ろにロシアなどの存在も見え隠れするようです。
 
ただ、現実問題としてEUはギリシャに対して今後融資をしない可能性が高まっています。
 
伝わるところでは、ドイツのメルケル首相の意向として、場合によってはギリシャのユーロ離脱を容認する可能性があることも漏れ伝わったといいます。
(公式な発表ではないようですが)
 
複雑な事情があり、国と国の間で駆け引きのようなものも、水面下で存在することもあるでしょう。
 
ですが、単純に資金が工面できずにギリシャ国内の銀行業務が機能しなければ、国内の生活が止まり、経済が止まり、破たんしてしまいます。
 
それをどう防ぐのか、今の時点でベターな選択は何か、それを判断する技量と責任が、一国の長にはあります。
 
その責務を果たせる人物なのか?
 
日本の民主党政権時代と何かかぶるものがあるように感じられるギリシャのチプラス政権。
 
今後のギリシャにさらなる波乱が待っているとしても、それは驚くことではないかもしれません。
 

 

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